ブルーベリーは、ツツジ科スノキ属に分類される北米原産の果樹です。成熟した果実は、濃い青紫色になりますが、これは、アントシアニン色素と呼ばれ、目の網膜にある血管や神経の細胞を保護する作用があると一躍注目を浴びています。またポリフェノールが豊富に入っているため、抗酸化力が強く老化予防によいといわれている。他にも、小児肥満の予防や血管の強化、ストレスに対する抵抗力、寿命を延ばすなどの効果についても盛んに研究されています。ブルーベリーはほぼ一年中流通しているので、気軽に食生活に取り入れることができます。生の実だけでなく、冷凍や乾燥のブルーベリーからも豊富な栄養を摂ることができます。甘酸っぱくておいしいブルーベリーは、食事やデザート、おやつにぴったりです。
北部ハイブッシュ系
ブルーベリーの中では超大粒(500円玉)木は直立形で樹勢が強く甘味中、酸味多、食味良好
プルーム多く外観は美しい。特有な香りがある。
大粒、甘味多、酸味多香り優良です樹勢は中位で直立性、寒冷地では熱期が早く、果皮は明るいブルーで果粒が大きく見栄えがする
収穫時期が長く、栽培しやすい、果実はしまり香りもよい。
最大果は6gを超え、果皮は濃青色でブルーム少なく、裂果はほとんどない。温暖地にも向き、開花期が遅いので晩霜に強い。
果実が大きく見栄えするので市場評価高い、収穫時期が長い。
南部ハイブッシュ系
木は開張性で樹勢は中位。果肉がしっかりしていてジュースも多い。食味はこの時期の品種中、最良を誇る。
木は直立性で樹勢強い。細葉の銀葉タイプ。酸味が少なく、甘味が多い。日本人好みの品種。
ラビット
果皮は青色濃く、ブルーム特に多い。果肉がしまり、貯蔵性に富む。早取りは酸味が多い。収量多く、経済品種。
果肉がしまり、輸送性、貯蔵性に富む。完熟前は酸が多いので、早取りをしない。多収性経済品種。